| 「私は現地の動物保護施設で主に猫の担当しています。当施設には猫は猫でもたくさんの部屋(一般公開用の部屋、病気の猫の病室、検査のための部屋など)があります。担当する場所はその日によって異なるため、受付に置かれている“ボランティア従事者リスト”で自分の名前のある場所を確認し、サインしてから指示された部屋に向かいます。朝一番で掃除を始める際、オリの中の汚れと悪臭はとてもひどく慣れるまでが大変でした。また猫は犬のように散歩をする事もないので、1日中閉じこまれっぱなしの状態が続きます。ストレスがたまっている猫たちは、私が掃除を始めるためにオリを開けた途端よく脱走を試みます。子猫はまだ動きが鈍いのですぐ捕まえられるのですが、大人の猫はすばやくて一瞬のうちに陰に隠れてしまうため捕まえるのに一苦労です。逃げようとするのを止めると暴れ出したり、うなり声を上げて威嚇する猫もいるので、掃除中も猫たちをあまり刺激しないように気を使わないといけないのが大変です。しかし、たいがいの猫は人なつっこくおとなしいので、構ってほしくてオリから顔や手を出してアピールして来ます。ちょっと構ってあげると喜んで顔をなすり付けてくる子もいてこっちも幸せな気分になります。親猫と子猫たちが一緒にオリの中で寝ている姿などはとてもほほえましい限りです。
私は午前中のみボランティア活動をしていますが、思っていた以上に仕事内容はハードです。
一連の作業内容としては
@ 猫の部屋の床を掃き、洗剤で洗い流す。
A 猫たちのオリの中をきれいに洗い、その後磨く。
B 猫のえさ入れ、トイレ用のトレーを洗う。(干して乾いたら、また元通りにセッティングし直す。)
C えさはキャットフードとツナ缶を砕いてから添える。
ある程度長く続けていると10時からの休憩時間が待ち遠しくなったりします(笑)。」
「施設内ではここで飼われている犬・猫・ウサギがしょっちゅう廊下やテラスを歩き回っていてとても愛くるしい光景を見ることができます。また、ボランティア施設のすぐ隣りに牧場があり馬やヒツジやロバが飼われているので、よく仕事が終わった後に牧場に行って動物を見ながらのんびりくつろいだりしています。」
「当ボランティア先ではスタッフ以外にもボランティアワーカーが多く活躍していて、そのほとんどが現地の人です。毎日参加している人は割と少ないようで、週に数日間のみ、時間の使える数時間だけの参加という人もいらっしゃいます。そのため、日によって一緒の職場で働く人は異なり、同じ職場で一度仲良くなった人と再び会うことが少ないのが少し残念ですが、まだ始めて3週間なのでそういう機会も少ないのかもしれません。」
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